『明日からがんばる』はこモーフ
「リフレイン・ハミング・ロック」!!
はこモーフの音楽性を私なりに形容するとこうなるだろうか。
“ここまでやるか!?”ってぐらいキャッチーなメロディに乗せて繰り返し連呼されるそのサビの歌フレーズは、不思議な語感と癖になる歌声と共に、聴く者の頭の中に居座り、気づけば我々に、そのフレーズを口ずさませている。
はこモーフは女子3ピースバンド。2009年5月よりボーカル&ギターのたけたにエミコ、ベース&コーラスのいけがみカナエ、ドラム&コーラスのなかむらヨシミにより始動。都内のライヴハウスを中心に活動を行ってきた。疾走ギターロック、ガレージ、ポストカード的ネオアコ、みんなの歌、GS、ミディアムバラードを作品毎に隠し味として、独特の音楽性に交え放ってきた彼女たちが、この度、初の全国流通盤となるアルバム『明日からがんばる』を発表した。
多少脱力感を交じえたキュートな歌声とスイートなハーモニー、ゆるキャラながら、しっかりとした演奏力、シュールに見せてしっかりと主張を持った歌詞と歌内容は、分かりやすく、覚えやすく、伝わり易い。しかも、ホロッとさせられる要素も擁しており、それらはジワジワと身体に巡ってくる温かみのように、我々を緩い至福混じりのブランケットで包んでくれる。
また、LUCKON GRAPHICSによる、幻想的でファンタジー、それでいて、どこか毒を含んだジャケット写真や、ほんわかほげほげとした3人のキャラクターや観た感じを形容している人形のアーティスト写真も秀逸。作品の歌世界とベストマッチを見せている。
まずは試しに1度通して聴いて欲しい。きっと1人になってふっとした時に、この作品に入っている曲のリフレインの部分を知らず知らずに口ずさんでいるはずだから。(スカえもん(LUCK’A Inc.))
ALBUM
CD
redrec / sputniklab
RCSP-0029
¥2,100(tax in)
2012.2.8
01. 30分
02. 大きいかぶ
03. 誰かの歌
04. 空を食べる
05. もっとちょうだい
06. 村に平和が戻ったよ
07. 背中
08. 手のなるほうへ
09. 不器用讃歌